夢の治療法なるか?水素の抗酸化力を活用した緑内障の改善とは

金曜日 , 16, 2月 2018 夢の治療法なるか?水素の抗酸化力を活用した緑内障の改善とは はコメントを受け付けていません。

緑内障は日本における中途失明原因第1位の病気です。

目の奥にある網膜と脳を結びつける視神経が障害されることで視野がだんだんと欠けていき、放っておくと最終的には失明に至ってしまうのです。

原因は眼圧の上昇にあるとされ、治療も眼圧を低下させることが中心となりますが、実は緑内障患者の7割ほどは眼圧の上昇が見られない正常眼圧緑内障なのです。

では、どうして正常な眼圧であるのにもかかわらず緑内障になってしまうのでしょうか。

ハッキリした原因は解明されていませんが、どうやら血行不良が絡んでいるのではないかと推測されています。

血液中の酸化ストレスが増えると血液の流れが阻害され、いわゆるドロドロ血液となって血管を詰まらせ、内科的にはそれが心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患のもととなります。

その影響は眼にも及び、網膜下の血液の流れが滞ることで視神経の働きが阻害され、緑内障を発症するのではないかといわれているのです。

事実、東北大学の研究では、血液中の抗酸化力が低いと緑内障が重症化しやすいという結果が出ています。

ということは体内の抗酸化力を上げれば緑内障の予防、改善につながるといえます。

そのためには食べものやサプリでビタミンやミネラルを補給したり、運動や規則正しい生活習慣で血液の循環をよくするといった方法がありますが、水素を体内に摂りこむのもその一つです。

水素水に溶けている水素分子には、体内に入ると悪い活性酸素と結びついて速やかに体外に排出されるという性質があります。

しかも水素分子は血管を通さず生体内のどこにでも行けるので、目やその周辺に発生した酸化ストレスを取り除くことが期待されているのです。

すでに水素分子には、網膜細胞の酸化によるダメージから神経を保護する効果があると実証されています。

そのため今後の緑内障治療に水素分子が有効であるといわれているのです。

今のところ、水素が溶けた点眼薬で眼圧を下げる治療法が動物実験で証明された段階です。

全身における効果ではすでに糖尿病や動脈硬化、腎臓病、心臓や肺の疾患での改善が見られ、酸化ストレスの抑制も確認されているのですが、眼球内での酸化ストレスを観察する手法が開発されていないため、眼疾患における効果についてはまだ実証されていないのが実情です。

水素分子の作用機序においてはいまだ不明な点が多く、今後はヒトを対象とした大規模な研究が必要とされています。

研究の成果におおいに期待したいですね。